IK Multimedia iRing発売前使用レビュー [App]
いよいよ2014年5月下旬に発売になる話題のiOS向けモーションコントローラー「iRing」をいち早く入手することができました。早速、試してみましたので駆け足で使用レビューをどうぞ!
箱の裏側です。多言語で書かれているところがグローバルな製品だということを改めて感じさせてくれます。
箱を開けると「マニュアル」「カタログ」「シリアルナンバー」の紙が入っています。正直なところマニュアルには詳細な内容はかかれていません。「IK Multimediaのマニュアルサイトで見てね!」という但し書きが書かれている以外は、イラストがたくさんかかれている簡易的な冊子です。カタログはIK multimedia製品の紹介冊子。シリアルナンバーが書かれているカードはiRingを使用する際に、アプリに読み込ませるQRコードが印刷されています。
そして箱の奥底からいよいよ「iRing」の登場です。
これ自体はなんのことはないただのプラスティックの指輪です。というか指にはめるのではなく指の間に挟み込むので指輪ではないような。(笑)イタリアらしいデザインですね。しかしここに印字されている3つの黒い丸印がモーションコントロールのキモになっているようです。
手にはめてみました。いや、はめてみるというよりは挟み込むという感じでしょうか。
そしてアプリの準備です。今回は「iRing Music Maker」と「iRing FX/Controller」という専用のアプリをダウンロードしました。
まずはiRing Music Makerのアプリを起動。このあと、アプリ上からiRingのアクティベーションをします。その際にアカウントの作成も必要になります。残念ながらアクティベーション作業中の言語はすべて英語でした。そのうちに日本語に対応するものと思われますが、そのあたりのローカライズは今後に期待しましょう。
それでは早速、iRingをiPad miniにかざしてみます。
iPad miniの画面に近づけたり、
遠ざけたりすることでリズムとバッキングパターンが変化します。直感的に何ができるのかを確認できるのでiRingを購入した際にはまず、このiRing Music Makerから試していただくのが良いかと思います。あとはフィルターエフェクターの変化なんかもすぐに試せるところがさらにわかりやすいですね。
次にiRing FX/Controllerを起動してみます。
なんとかざした場所に画面の丸いマークが追随してくるではないですか!
しかも近づけたり、遠ざけたりすると丸いマークが大きくなったり、小さくなったりします。リングの動きによっていろんな音の変化を楽しめるという仕組みになっているようです。
ぶっちゃけ「一体これで何が出来るの?」という方がほとんどではないでしょうか。私もそうでした。でも実際に体験してみてこのモーションコントローラーの様々な可能性を感じました。
今後、IK Multimediaがサードパーティにも仕様を公開し、「iRing」を使ったアプリの開発を希望するメーカー向けに、無償のライセンスプログラムを用意する計画になっているとのことで、もしかしたら次世代のプラットフォームになりうる存在になるかもしれませんね。価格もお手頃ですので、遊び半分で少し先の未来を感じてみませんか?
IK Multimedia アイケーマルチメディア モーションコントローラー iRing GREEN
- 出版社/メーカー: IK Multimedia
- メディア: Personal Computers
IK Multimedia アイケーマルチメディア モーションコントローラー iRing WHITE
- 出版社/メーカー: IK Multimedia
- メディア: Personal Computers
IK Multimedia アイケーマルチメディア モーションコントローラー iRing GREY
- 出版社/メーカー: IK Multimedia
- メディア: Personal Computers
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