SSブログ

IK Multimedia iRing発売前使用レビュー [App]

iRing01.jpg
いよいよ2014年5月下旬に発売になる話題のiOS向けモーションコントローラー「iRing」をいち早く入手することができました。早速、試してみましたので駆け足で使用レビューをどうぞ!
iRing02.jpg
箱の裏側です。多言語で書かれているところがグローバルな製品だということを改めて感じさせてくれます。
iRing03.jpg
箱を開けると「マニュアル」「カタログ」「シリアルナンバー」の紙が入っています。正直なところマニュアルには詳細な内容はかかれていません。「IK Multimediaのマニュアルサイトで見てね!」という但し書きが書かれている以外は、イラストがたくさんかかれている簡易的な冊子です。カタログはIK multimedia製品の紹介冊子。シリアルナンバーが書かれているカードはiRingを使用する際に、アプリに読み込ませるQRコードが印刷されています。
iRing04.jpg
そして箱の奥底からいよいよ「iRing」の登場です。
iRing05.jpg
これ自体はなんのことはないただのプラスティックの指輪です。というか指にはめるのではなく指の間に挟み込むので指輪ではないような。(笑)イタリアらしいデザインですね。しかしここに印字されている3つの黒い丸印がモーションコントロールのキモになっているようです。
iRing07.jpg
手にはめてみました。いや、はめてみるというよりは挟み込むという感じでしょうか。
iRing06.jpg
そしてアプリの準備です。今回は「iRing Music Maker」と「iRing FX/Controller」という専用のアプリをダウンロードしました。
iRing08.jpg
まずはiRing Music Makerのアプリを起動。このあと、アプリ上からiRingのアクティベーションをします。その際にアカウントの作成も必要になります。残念ながらアクティベーション作業中の言語はすべて英語でした。そのうちに日本語に対応するものと思われますが、そのあたりのローカライズは今後に期待しましょう。
iRing09.jpg
それでは早速、iRingをiPad miniにかざしてみます。
iRing10.jpg
iPad miniの画面に近づけたり、
iRing11.jpg
遠ざけたりすることでリズムとバッキングパターンが変化します。直感的に何ができるのかを確認できるのでiRingを購入した際にはまず、このiRing Music Makerから試していただくのが良いかと思います。あとはフィルターエフェクターの変化なんかもすぐに試せるところがさらにわかりやすいですね。
iRing12.jpg
次にiRing FX/Controllerを起動してみます。
iRing13.jpg
なんとかざした場所に画面の丸いマークが追随してくるではないですか!
しかも近づけたり、遠ざけたりすると丸いマークが大きくなったり、小さくなったりします。リングの動きによっていろんな音の変化を楽しめるという仕組みになっているようです。
iRing14.jpg
ぶっちゃけ「一体これで何が出来るの?」という方がほとんどではないでしょうか。私もそうでした。でも実際に体験してみてこのモーションコントローラーの様々な可能性を感じました。

今後、IK Multimediaがサードパーティにも仕様を公開し、「iRing」を使ったアプリの開発を希望するメーカー向けに、無償のライセンスプログラムを用意する計画になっているとのことで、もしかしたら次世代のプラットフォームになりうる存在になるかもしれませんね。価格もお手頃ですので、遊び半分で少し先の未来を感じてみませんか?

IK Multimedia アイケーマルチメディア モーションコントローラー iRing GREEN

IK Multimedia アイケーマルチメディア モーションコントローラー iRing GREEN

  • 出版社/メーカー: IK Multimedia
  • メディア: Personal Computers



IK Multimedia アイケーマルチメディア モーションコントローラー iRing WHITE

IK Multimedia アイケーマルチメディア モーションコントローラー iRing WHITE

  • 出版社/メーカー: IK Multimedia
  • メディア: Personal Computers



IK Multimedia アイケーマルチメディア モーションコントローラー iRing GREY

IK Multimedia アイケーマルチメディア モーションコントローラー iRing GREY

  • 出版社/メーカー: IK Multimedia
  • メディア: Personal Computers



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

波形編集ソフトSound Forge Pro Mac発売前使用レビュー [App]

soundforge03.jpg
「Sound Forge」といえば、Windows版の波形編集ソフトのデファクトスタンダードとしてその名を世界に馳せています。私もこのソフトウェアを1998年頃から使い続けてきました。当時はSonicfoundaryという会社が発売していたソフトウェアでしたが、2003年にSonyが「Sound Forge」や「Acid」などのオーディオソフトのライセンスを買収し、現在に至ります。
そんな世界のSonyも認めた「Sound Forge」のユーザーインターフェイスはやはり美しくとても直感的です。
soundforge.jpg
そしてその「Sound Forge」がMac用のソフトとしてリリースされることになり、幸運なことに発売前に使用できる機会を得ました。簡単ですが紹介していきます。
soundforge01.jpg
アイコンはこんな感じです。以前からSoundForgeのイメージカラーは赤なのですが、今回も同様のようです。
soundforge02.jpg
バージョン情報。実は今回、DVDメディアからのインストールを行いました。その時点では日本語のメニュー表示だったのですが、オンラインでバージョンアップをしたら英語表示になってしまいました。ソフトウェア本体自体は英語でのリリースになる予定らしいですが、真意のほどはいかに。
soundforge05.jpg
基本画面です。すべてのViewウィンドウは1画面で固定されているので、操作に迷うことはありません。それぞれのView画面は表示させたり非表示にしたりすることができます。
soundforge06.jpg
「ここからここまで」と波形を選択している状態です。この状態で再生ボタンを押せば、選択している部分の音声をプレビューすることができます。
soundforge07.jpg
ちょっとわかりずらいですが、先ほど選択した部分をコピーし、繰り返しペーストしてみたところです。
soundforge08.jpg
そしてエフェクトのメニュー。マスタリング用のエフェクターはここから選びます。
soundforge09.jpg
EQ。左下のPreviewボタンを押すと効果を確認できます。プリセットを変えたときにも音が止まらないので、ストレスもありません。
soundforge10.jpg
リバーブ。
soundforge11.jpg
エキサイター。カラフルなインターフェースです。
soundforge04.jpg
最後に私の感想を。
昨年、私はWindowsからMacへのスイッチングを果たしていました。WindowsからMacにスイッチングして私が一番困っていたのは使いやすい波形編集ソフトがMacではなかったことでした。ですが今回のSound Forge Pro Macの発売で問題解消です。しかもユーザーインターフェイスはほとんどWindows版のまま。嬉しい限りです。

もちろんMacにもGarageBandが始めから用意されていますし、ProTools、Cubase、abletonLiveなどのいわゆる高機能なDAWソフトも発売されています。でもちょこっと音声編集がしたい時には、やはり小回りが効く波形編集ソフトなんですよね。

あとは、勢力地図が塗りかえられた部分も感慨深いです。なんといってもAppleが開発しているハードウェアにSonyが開発したアプリケーションソフトが進出してきたという事実。これも時代の流れなのでしょう。

音楽好きのMacユーザーの方には是非、試していただきたいソフトです。特にICレコーダーやリニアPCMレコーダーで録音したライブ音源の編集や加工にオススメですよ。

紹介ムービー

【国内正規品】 SONY オーディオ編集ソフト SOUND FORGE PRO MAC SFPROMAC

【国内正規品】 SONY オーディオ編集ソフト SOUND FORGE PRO MAC SFPROMAC

  • 出版社/メーカー: フックアップ
  • メディア: エレクトロニクス



【国内正規品】 SONY オーディオ編集ソフト SOUND FORGE PRO MAC アカデミック版 SFPROMACAC

【国内正規品】 SONY オーディオ編集ソフト SOUND FORGE PRO MAC アカデミック版 SFPROMACAC

  • 出版社/メーカー: フックアップ
  • メディア: エレクトロニクス



SOUND FORGE PRO 10

SOUND FORGE PRO 10

  • 出版社/メーカー: フックアップ
  • メディア: DVD-ROM


音楽制作iOSアプリPropellerhead「Figure」にハマってしまったワケ [App]

figure1.jpg
「Reason」,「Recycle」,「ReBirth」。常に革新的なユーザーインターフェースで音楽制作ユーザーを虜にしてきたソフトウェア会社「Propellerhead(プロペラヘッド)」。ついにiOS用のアプリとして最新音楽制作ツールの登場です。名前は「Figure」。これまで必ず「Re」が同社製品名の冠となっていたのですが、ついにそのお約束(?)をも打ち破り、堂々のリリースです。

オフィシャルのPVでまずはどんなことができるアプリなのかチェックしましょう。


簡単に言えば、「ドラム」と「ベース」と「リード」を重ねていくタイプのループシーケンサーです。ただ、これまでのループシーケンサーを卓越したユーザーインターフェースが採用されています。
figure2.jpg
ドラムは「バスドラム」「スネア」「ハイハット」「その他」の4種類がひとつのセットになっています。指をタッチしたままにするとプリセットされたパターンが再生されます。
figure7.jpg
また、音色名をフリックすると音色セットを変えることができます。
figure8.jpg
iPhoneをランドスケープ(横持ち)にするとそれぞれのパッド部分が拡大されます。パッドをタップする場所によっても音が変化します。
figure3.jpg
こちらはベースの画面。ドラムと基本操作は一緒です。音程とパターンを組み合わせて演奏します。
figure4.jpg
こちらはリードの画面です。こちらもベースと同じですね。
figure5.jpg
こちらはミキサー画面です。青がドラム、赤がベース、黄色がリードの3構成。音量やミュートをかけて演奏に緩急をつけることができます。
figure9.jpg
TWEAKSという画面では音に変化を与えることができます。ピッチやトーンなどがパッドでコントロールできます。
figure6.jpg
さてここからが本題。今回この「Figure」を触っていて一番感動したのはこの「ホイール」と呼ばれるインターフェース。これまでパターンシーケンサーといえば、マトリクス(格子)表示が主流なのですが、それを回転する車輪のような「ホイール」にすることで、タッチ操作の気持ち良さと同時に演奏に深みを与えているのです。
figure13.jpg
まさにターンテーブルを使ってターンテーブリストが演奏するようなイメージです。このDJ的なアプローチと既存のパターンシーケンサーを組み合わせたアイデアは本当に画期的です。私がその魅力にどっぷりハマってしまったワケはこの「ホイール」のアイデアに尽きます。逆にいうとこの「Figure」で音楽演奏にハマった人は、DJを始めてみてもいいかもしれません。(笑)

ただ「Figure」では音をスクラッチをすることはできません。アップデートでそんなこともできたら楽しいだろうなと思わず妄想してしまいました。(笑)
figure12.jpg
DJアプローチ的ミニマムリアルタイムパターンシーケンサー。この「Figure」という革命的な音楽制作ツールには、そんな愛称がピッタリかもしれませんね。



Propellerhead Reason6

Propellerhead Reason6

  • 出版社/メーカー: Propellerhead
  • メディア:



ローランドの新感覚オーディオ加工ソフト「R-MIX」使用レビュー [App]

RMIX1.jpg
ローランドのオーディオ加工ソフト「R-MIX」。昨年の10月に開催された楽器フェアでお披露目となり音楽ユーザーの注目を集めました。しかし度重なる開発上のトラブルにより発売延期。発表から約6ヶ月の調整を経て、満を持しての市場リリースです。
RMIX2.jpg
さっそく私のMacBook Airへインストール。早速、操作してみましょう。
RMIX4.jpg
アプリケーションを起動すると、初めての方向けに「ご案内」のナビゲーションが表示されます。安心して操作を覚えていくことができます。
RMIX5.jpg
新規プロジェクトを作成してから素材(オーディオファイル)の取り込みを行います。オーディオ素材は手元にあった少女時代のアルバム曲を用意しました。目的は少女時代のリミックス曲の制作をする下準備として、彼女たちの歌声(アカペラ)のみを抽出することです。(笑)
RMIX6.jpg
早速、「Gee」という曲を読み込んでみます。
RMIX7.jpg
するとこのように波形が表示されます。そして再生ボタンをクリックしてみると、
RMIX8.jpg
画面上部中央の「HARMONIC PLACEMENT」という場所に音楽がビジュアル化されます。細かい言い方をすれば、「ステレオ・ミックスとして完成された楽曲を、周波数、定位、音量の3つのパラメーターで解析し、楽曲を構成する楽器音をリアルタイムに表示している状態」ということになります。

この少女時代の「Gee」という曲は、写真のように周波数高めの部分の中央付近に「赤い色」(音量の大きさ)が集まっていることがわかります。ですのでビジュアル化された「HARMONIC PLACEMENT」の動きをもとに、その周辺が「アカペラなのでは」という「あたり」を付けることができます。
RMIX9.jpg
この曲のボーカルは音の定位が横に広いようです。窓枠を「横に長い長方形」にして「INSIDE」と書かれたスライダーを下げていきます。するとその部分の音だけが消えていきます。いわゆる「ボーカル抜き」(インスト)状態ですね。窓枠のサイズやカタチを変えることで自分の欲しい「音」を狙っていくことができます。
RMIX10.jpg
しかし、私の目的は彼女達の歌声。(笑)アカペラの抽出です。先ほどの「ボーカル抜き」と逆の処理になるので「OUTSIDE」と書かれたスライダーを下げていきます。すると歌声だけが残っていきます。
RMIX11.jpg
窓枠のサイズやカタチを変え、自分が納得いく音を確認したらファイルに書き出しをします。プロセッシングの過程はこれだけです。簡単ですね。
ただ、今回の「Gee」では、完全にアカペラを抜く結果を得るには至りませんでした。R-MIXにサンプルとして入っている楽曲はアコースティックギターと歌のいわゆる「弾き語り」だったのですが、これはなんとも見事に効果を感じることのできるものになっていました。ですので楽曲によっては「自分が期待するようなプロセッシングの結果に必ずしもならないことがある」ということを覚えておきましょう。
RMIX12.jpg
その他にも曲のピッチ変更やスピード変更のプロセッシングをリアルタイムで行うこともできます。
RMIX13.jpg
また、ヘルプメニューから「取扱説明書PDF」で詳細を確認できます。
RMIX3.jpg
私はこれまで「リミックス制作前の下準備としてのアカペラ抽出」をするために、「波形編集ソフトでオリジナル曲とインスト曲を位相反転で重ね合わせてアカペラをエクスポートする」という条件付き、かつ手間がかかる方法でやっていました。

そのプロセッシングがこんなに簡単に行えてしまう「R-MIX」。新しいオーディオ加工時代の幕開けを皆さんにも感じていただけたら幸いです。

ROLAND R-MIX Audio Processing Software オーディオコントロール

ROLAND R-MIX Audio Processing Software オーディオコントロール

  • 出版社/メーカー: ROLAND
  • メディア: CD-ROM



GIRLS' GENERATION(通常盤)

GIRLS' GENERATION(通常盤)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: NAYUTAWAVE RECORDS
  • 発売日: 2011/06/01
  • メディア: CD



So-netブログ用アプリでブログライフを強化する [App]

iphone/image-20110909232604.png
今回は私の愛用しているiPod touchとSo-netブログ用アプリを使って記事をアップしてみたいと思います。
最近ではブログもスマートフォンからアップする時代なんですね。
iphone/image-20110909233942.png
自分のブログのユーザー情報を設定するだけですぐに始めることができました。
iphone/image-20110909234301.png
メニュー画面もシンプルで使いやすいです。
iphone/image-20110909234759.png
記事の投稿も普段のタイピング感覚でOKです。
iphone/image-20110909234357.png
もちろんiPod touchで撮影した写真も簡単に選択できます。
Twitterの登場以来、ブログアップが滞りがちになってしまっていたのですが、このアプリのおかげでこの傾向をいくらか緩和してくれそうです。
ちなみにこの記事は、風呂に入りながら作成しています。パソコンでは絶対に記事作成できない環境ですが、ちょっとした時間を活用してアップできるのはやはりモバイルデバイスの強みですね。

Apple iPod touch 32GB MC544J/A

Apple iPod touch 32GB MC544J/A

  • 出版社/メーカー: アップル
  • メディア: エレクトロニクス


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。